C-LI7500A/C-LI7200
オープンパス渦相関システム

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概要

C-LI7500A CO2/H20 アナライザーは Open Path方式 のCO2/H2O の分析計です。超音波風速計と組み合わせることにより、渦相関法により、CO2/H2Oのフラックスを計測することができます。リアルタイムでC-CR1000XC-CR3000などのCFカードにデータを蓄積できるとともに、演算結果も収録できます。


センサーの基部からフィルターを通して赤外線を発光して先端部の検知部で赤外線を測定します。その発光から受光の間の減衰によって赤外線光程間のO2 及びH20 濃度を、検知します。


C-LI7200 CO2/H20 エンクローズドパスアナライザーは従来のC-LI7500をベースに新たに開発された Enclosed Path方式 のCO2/H2O の分析計です。超音波風速計の近くに小型のアナライザーをおくことにより、距離の影響を小さく抑えます。

特徴

  • USBメモリーに同期した外部入力データと測定値を20Hzで記録できます。
  • Ethernet LANによる通信、データ転送が可能です。
  • 低消費電力

C-LI7200の特徴

  • 雨、雪の時にも連続計測可能
  • 消費電力はC-LI7500Aよりポンプの分大きくなる

スクロールすることができます

 

C-LI7500Aセンサー部(右側)

左は超音波風速計

C-LI7550

プロセッサー部

C-LI7200
エンクローズドパスアナライザー

C7200システムの例

 

仕様

スクロールすることができます

測定方法 C-LI7500A オープンパス/非拡散赤外分析
C-LI7200 エンクローズドパス/非拡散赤外分析
検 知 器 電子冷却検知器
Path 長 12.5cm
バンド幅 5Hz、10Hz及び20Hz(ソフトウェアー選択)
インターフェース SDM/RS232/Ethernet
データ保存 USB 4~16GB
寸法 LI7500Aセンサーヘッド部 6.5cmφ×30cm(L) 0.75kg
LI7200センサーヘッド部 7.5cmφ×31cm(L) 1.8kg
コントロールボックス 35cm×30cm×15cm 4.4kg
出力 Ethernet < 40Hz
RS232 < 20Hz
SDM < 50Hz
アナログ 0-5V 6ch
外部入力 Ethernet/アナログ4ch ±5V 300Hz
その他 温度及び圧力(キャリブレーション時)
電源 10.5VDC~30VDC
消費電力 12W(測定中) / 30W(ウォームアップ時)
動作温度 -25 to +50℃
ケーブル長 センサとヘッド・コントロールボックス間 5m

7200-101

フローモジュール仕様

(C-LI7200流量制御用)

動作温度 -25 to +50℃
電源 10.5VDC~30VDC
消費電力 15W
流量

15L/min(LPM)

10-18L/min 調整可能

サイズ 35cm×30cm×15cm 6.15kg

CO2

スクロールすることができます

    μmol mol -1 mmol m -3 mg m -3
測定範囲   0 – 3000 0 – 117 0 – 5148
RMSノイズ(370ppm時)

 5Hz

10Hz

20Hz

0.08

0.11

0.16

0.0031

0.0043

0.0061

0.13

0.19

0.27

ゼロドリフト(℃) 最 大 ±0.3 ±0.012 ±0.5
標 準 ±0.1 ±0.004 ±0.2
ゲインドリフト(370ppm時 %/℃) 最 大 ±0.1
標 準 ±0.02
感度(H2O = 20mmol mol -1変化時) 最 大 ±4.00E-05
標 準 ±2.00E-05

 

H2O

スクロールすることができます

    mmol mol -1 mmol m -3 g m -3
測定範囲   0 – 60 0 – 2340 0 – 42
RMSノイズ(水蒸気:10 mmol mol-1)

 5Hz

10Hz

20Hz

0.0034

0.0047

0.0067

0.13

0.18

0.26

0.0024

0.0033

0.0047

ゼロドリフト(℃) 最 大 ±0.05 ±2 ±0.04
標 準 ±0.03 ±1 ±0.02

ゲインドリフト(%)

(通常の空気 20mmol mol-1)

最 大 ±0.3
標 準 ±0.15
感度(CO2=400ppm変化時) 最 大 ±0.05
標 準 ±0.02