CSM-IDS20
着氷検知センサー

概要

キューブまたはロッ ド形状の氷検出センサーIDS-20は、空港、風力発電所、高圧電線、ケーブルカー、アンテナ、架線、道路、ビルや建築物など、氷の形成が潜在的なリスクをもたらすあらゆる場所で、正確で信頼できる着氷の計測に使用することができます。 

特徴

  • 着氷と着氷性の雨の検出
  • 氷と水の区別
  • 検出可能な氷の厚さ:0.01~80mm
  • アプリケーションにより使い分けできるキューブ型とロッド型のセンサーを用意
  • 妥当性のチェックによる信頼度の非常に高い測定結果
  • 設置は簡単、迅速
  • メンテナンスフリーでの運用、低消費電力
  • 測定項目:着氷、雨、露点、霜点、気温と湿度

測定原理

 この革新的な氷センサーは、空気、水および氷の交流電場での誘電率の周波数特性を利用しています。周期的に変化する電流が通るセンサー周辺の媒体の複素インピーダンスを測定することで水と氷を判別することができ、それによって氷の形成を認識することができます。

氷の形成と付着は気温、湿度および氷が付着する表面の温度の状態といった、気象を含めた特定の条件に依存します。IDS-20のユニークで非常に有用な特徴は、確かなチェックのために氷センサーからの情報に気象データを加えて判断しているところです。
IDS-20は、氷センサーでの計測と平行して気温と湿度を計測し、それから露点と霜点を計算します。そして、測定された氷の値と共にこれらの気象データを使用してチェックを行います。このようなチェックによりIDS-20は計測の信頼性を質的に向上させ、氷の検出精度を高めています。

機器構成

着氷センサーは感知できる氷の厚さにより、キューブセンサー5(0.1-5mm)、キューブセンサー1(0.01mm-1mm)、ロッドセンサー80(1-80mm)の3種類があります。観測対象によりこれらのセンサを組み合わせて使用します。着氷センサーと温湿度センサーはIDSコントローラに接続され、氷の検知や露点の情報等をデジタル信号にて出力します。

スクロールすることができます

 

バージョン1:キューブセンサー1台

  • 薄い~中程度の厚さの氷
  • キューブセンサー5
  • 計測範囲0.1mm~5mm

バージョン2:キューブセンサー2台交互運用

  • 非常に薄い氷
  • キューブセンサー1×2台
  • 計測範囲0.01mm~1mm
  • ヒーティングによる不感時間を補うように2台で交互に動作

バージョン3:ロッドセンサー1台

  • 厚い氷の層
  • ロッドセンサー80
  • 計測範囲1~80mm
  • 着氷全体の計測

バージョン4:キューブとロッドセンサーのコンビネーション

  • 厚い氷と薄い氷の層
  • キューブセンサー5とロッドセンサー80
  • 計測範囲0.1mm~5mmと1~80mm
  • 着氷全体の計測

仕様

氷センサー

スクロールすることができます

センサータイプ キューブセンサー1 キューブセンサー5 ロッドセンサー80
氷厚の計測範囲 0.1~5mm 0.01~1mm 1~80mm
重量 0.7kg 0.7kg 2.3kg
長さ 560mm 560mm 580mm

温湿度センサ

スクロールすることができます

露点 -20~+20℃
霜点 -20~+20℃
気温 -20~+60℃
湿度 0~100%
重量 0.715kg
寸法(mm) 310x120x165mm(HxWxD)

 

IDSコントローラー

スクロールすることができます

重量 3.6kg
寸法(mm) 318x208x132mm(LxWxD)
防水等級 IP66
動作温度 -40~+60℃
電源 氷センサー:10~28 VDC | ヒーティング:24 V AC/DC
消費電力 計測時:50mA@12VDC ヒーティング:最大 7 A @ 24 V AC/DC
出力 ・SDI-12,RS 485 (Modbus) :計測データの記録にはオプションのデータロガー必要
・3系統のリレー出力 : 氷、着氷、水の状態をOn/Offで示す接点出力
その他 統合型雷保護、統合型過電圧保護

参考動画