CHF-SR300
日射計Class A(CHF-SR300-D1)

ISO 9060 Class A 日射計 (旧ISO 9060:1990におけるセカンダリースタンダード/二次標準)

結露・降霜によるデータエラー・欠損を防止
最新国際規格 太陽光発電システム性能監視の規格 IEC 61724-1:2021に準拠

概要

CHF-SR300 全天日射計は、ISO9060規格の中で最高ランクに分類されるデジタル出力のClass A(セカンダリースタンダード、二次準器)およびIEC(国際電気標準会議)のClass A:PVシステム性能モニタリングの要件に準拠した日射計です。高精度な日射測定、研究目的、比較用の標準器(スタンダード)、またメガーソーラなどの評価用日射計として適しています。


ヒーターと内部循環ファン、傾斜計、温度計、湿度計などが内蔵されており、結露、降霜を防止します。出力値は、温度補正式が適用されており、-30~+50℃の温度範囲で±0.4%以下という、極めて小さい温度依存性になります。

内蔵ファンにより結露・降霜を防止

旧モデルで確立されたClassA(セカンダリースタンダード、二次準器)の精度に加え、画期的な内蔵ファンを導入する事により、早朝発生する結露・降霜を防止します。これにより、日合計で数%に及ぶ事がある結露・降霜による測定エラーを防止する事が出来ます。


CHF-SR300の温度依存性は非常に小さいですが、さらに内蔵のデジタル処理により、温度補正をした結果を出力します。厳しい屋外温度環境条件下(-40~+80 ℃)でも精度の高い値を出力します。

センサー状態をモニター

CHF-SR300は、温度だけでなく、センサーの傾斜角度、ファンの回転数、湿度、気圧も出力します。これらの値をモニターする事により、適切な保守を行い、長期間にわたり精度の高い測定結果を得る事が出来ます。例えば、センサーの傾斜の変化を検知したり、内蔵除湿タブ(通常5年交換)の交換時期を早めに把握したりする事が可能です。


また、従来モデルCHF-SR30にはなかったLEDインジケータを搭載することにより、機器の状態を目視で確認することができます。使用前の点検や設置時、保守作業時に状態を把握しやすく便利です。

デジタル出力タイプ

太陽光発電所など大規模な計測ネットワークに接続できるRS-485 Modbus仕様のデジタル出力となっています。温度補正された日射量がネットワーク経由で取得可能になります。

パイプマウント

CHF-SR05から採用された、パイプマウントシステムをオプションで選択できます。
この機構を利用する事により、センサーの設置が簡単に精度良く可能になります。

記録

日射計の記録は通常平均か積算してMJの単位で記録します。
例)1時間の平均日射量(W/m2)*3600秒*10^-6=1時間の積算日射量(MJ/m2)
電圧-MJ換算方法
精度良く記録するならC-CR310/C-CR1000Xe (Modbus 対応)

写真ギャラリー

ヒーター有無の違い

内部空気をファンにより循環する事により、結露・降霜を防止します。

ヒーターあり(手前)、ヒーター無し(奥)の比較
内部ファンにより、2重ドームの内側に空気が循環し、
外側ドームの放射冷却を抑制、結露、降霜を防止する。

仕様

温度については、補正式(二次式)も個々に添付されますが出力は温度補正されています。

スクロールすることができます

型   式 CHF-SR300
特   徴

外側ドーム:ガラスドーム


内側ドーム:ガラスドーム

デジタル出力


ファン、ヒータ、傾斜、温度、湿度、気圧計内蔵

ダウンタイムを最小限に抑え、運用および保守(O&M)コストを削減
想定使用条件 すべての地域および気候条件下
ISOクラス

スペクトルフラット クラス A(セカンダリースタンダード、二次準器)

出力

RS-485 2線 Modbus RTUモード(*)


4サンプル移動平均 0.1秒更新


推奨サンプル:1秒、60秒平均保存


出力 日射量(W/m2)、本体温度(℃)、内部湿度(%)、内部気圧(Pa)、傾斜角度(°)、ファンスピード(RPM)、ファン消費電流(A)、ヒータ電流(A)

校正の不確かさ (Uncertainty) < 1.2 % (k = 2)
応答時間 (95%) 3秒
ゼロオフセット a
赤外放射依存(200W/m2) 

<2 W/m2 (通常電力モード/中電力モード)


<5 W/m2 (省電力モード)

ゼロオフセット b
温度依存(5K/hr) 
<± 2 W/m2
非安定性 (経年変化) <± 0.5 %/年
非直線性
(100-1000W/m2 )
<± 0.2 %
方向応答特性
(ビーム放射に対して)
<± 10 W/m2

波長選択特性

(350~1500nm)

<± 3 %
温度応答特性 <± 0.4 % (-30~+50℃温度補正済み)

傾斜応答特性

0-90°

@ 1000 W/m2

<± 0.2 %
測定範囲 -400~4000 W/m2

電源

運転モード 電源電圧 消費電力 ヒータ ファン ゼロオフセット
通常電力モード

8-30 VDC


(推奨24 VDC)

< 3.0 W < 2 W/m2
中電力モード < 1.0 W X < 2 W/m2
省電力モード < 0.5 W X < 5 W/m2
ヒーター/ファン 内蔵
内蔵センサー 要素 精度/不確かさ
内部温度

不確かさ:± 0.5 ℃

傾斜

不確かさ: ± 1° (0-180°)@ -30~50 ℃


解像度: < 0.1°


各傾斜センサ特性を同梱

回転

不確かさ: ± 2 ° @ 傾斜角 5~175°、温度 -30~+50 ℃

湿度 精度: ± 3 % RH
気圧 精度: ± 1 mbar
ガラスドーム ガラス二重ドーム
内部乾燥剤 交換周期: 通常 5年未満 推奨
大きさ φ68 x H95 mm (本体) 

重量

(ケーブル除く)

正味重量: 0.65 kg

総重量: 0.7 kg

視野角 180度
動作温度 -40~+80 ℃
本体素材 アルマイト処理アルミニウム
波長範囲 285-3000 nm

CHF-SR300 波長吸収特性
校正

トレーサビリティ: WRR (World Radiometric Reference)

方法: ISO 9847準拠の室内校正

推奨校正間隔: 2年毎

ケーブル

ケーブル長: 5 m、10 m、20 m から選択可能 (ご注文時ご指定下さい)

ケーブル外径: φ4.8 mm

M12-Aコネクタ (IP67)

両側コネクタ付延長ケーブル: 10 m、20 m

配線


センサーアラート 要素 トリガーポイント
内部温度 なし (本体温度を露点より高く保つこと)
傾斜 無効 (使用前にユーザーによる設定が必要)
湿度 内部湿度が40%を超える
ファン 電流 < 0.03 A (低電流フラグ)、> 0.14 A (過電流フラグ)
ヒーター 電流 < 0.25 A (低電流フラグ)、> 0.5 A (過電流フラグ)
その他

設定、モニターソフト(英語版)


 

Hukseflux Snsor Manager software  こちら


JAVA Runtime 必要

係数の換算方法

電圧をW/㎡ または J/㎡、kJ/㎡、またはMJ/㎡にする方法


換算方法についてはここを参照

(*)Modbus通信について

当社取扱の各種ロガーで計測可能です。
C-CR310/1000Xe

接続方法、プログラムについてはお問い合せ下さい。

サイズ

水平台(レベリングマウント)の装着
スプリングネジで本体と固定されます。
4mmの6角レンチで底から本体を固定
底が利用できない場合、
横から10mmスパナで固定
スプリングネジにより、フレキシブルに水平に固定できる。

パイプマウント調整方法

水平面・傾斜面架台

スクロールすることができます

型 式 CHF-PMF01
対象日射計 Hukseflux製日射計
角度 0~90°
材料 アルマイト処理アルミニウム
重さ 0.25kg
付属品 M6X1、M5X4、
パイプ用クランプ(27-60φ)X2