CHF-SR30
日射計ClassA(CHF-SR30)

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ClassA(セカンダリースタンダード 二次準器)早朝の結露・降霜によるデータエラー欠損を防止
最新国際規格 PVモニタリング・評価の規格 IEC 61724-1:2017に準拠する日射計

CHF-SR30

内部ファンにより、結露・結霜・降霜防止

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概要

CHF-SR30 全天日射計は、ISO9060規格の中で最高ランクに分類されるデジタル出力のClassA(セカンダリースタンダード 二次準器)日射計です。高精度な日射測定、研究目的、比較用の標準器(スタンダード)、またメガーソーラなどのAクラス評価用日射計として適しています。
ヒーターと内部循環ファン、傾斜計、温度計、湿度計などが内蔵されており、結露、降霜を防止します。出力値は、
温度補正式が適用せれており、-30~+50℃の温度範囲で±0.4%という、極めて小さい温度依存性になります。

内蔵ファンにより結露・降霜を防止

CHF-SR20により確立されたClassA(セカンダリースタンダード 二次準器)の精度に画期的な内蔵ファンを導入する事により、早朝発生する結露・降霜を防止します。これにより、日合計で数%に及ぶ事がある結露・降霜による測定エラーを防止する事が出来ます
CHF-SR30の温度依存性は非常に小さいですが、さらに、内蔵のデジタル処理により、温度補正をした結果を出力します。厳しい屋外温度環境条件下(-40~+80 ℃)でも精度の高い値を出力します。

センサー状態をモニター

CHF-SR30は、上記温度だけでなく、センサーの傾斜角度、ファンの回転数、湿度、気圧もモニター出力します。これらの値をモニターする事により、適切な保守を行い、長期間の精度の高い測定結果を得る事が出来ます。例えば、傾斜の変化を検知したり、内蔵除湿タブ(通常5年交換)の交換時期を早めに知る事が可能です。

デジタル出力タイプ

太陽光発電所など、大規模な計測ネットワークに接続できる、RS-485、Modbus仕様のデジタル出力となっています。温度補正された日射量がネットワーク経由取得可能になります。

パイプマウント

CHF-SR05から採用された、パイプマウントシステムをオプションで選択できます。
この機構を利用する事により、センサーの設置が簡単に精度良く可能になります。

記録

日射計の記録は通常平均か積算してMJの単位で記録します。
例)1時間の平均日射量(W/m2)*3600秒*10^-6=1時間の積算日射量(MJ/m2)
電圧-MJ換算方法
精度良く記録するならC-CR300/C-CR800/C-CR1000X (Modbus 対応)

写真ギャラリー

CHF-SR20(ヒーターオフ:左側)とCHF-SR30:右側)の違い

内部空気をファンにより循環する事により、結露・降霜を防止します。

ヒータ、ファン無しのSR20との比較
内部ファンにより、2重ドームの内側に空気が循環し、
外側ドームの放射冷却を抑制、結露、降霜を防止する。

仕様

温度については、補正式(二次式)も個々に添付されますが出力は温度補正されています。

スクロールすることができます

型   式 CHF-SR30
特   徴 外側ドーム:ガラス/内側ドーム:ガラス
デジタル出力のみ
ファン、ヒータ、傾斜、温度、湿度、気圧計内蔵
想定使用条件 結露・結霜の影響のない日射観測
特徴2 2ndary standardの性能では経済的
ISOクラス ClassA(セカンダリースタンダード 二次準器)
 ”spectrally flat Class A”  ★★★
出力 RS-485 2線 Modbus RTUモード(*
4サンプル移動平均 0.1秒更新
推奨サンプル:1秒、60秒平均保存
出力 日射量(W/m2),ボディー温度(℃),内部湿度(%),内部気圧(Pa),傾斜角度(°),ファンスピード(RPM),ファン消費電流(A),ヒータ電流(A)
不確かさ
(Uncertainty)
校正 < 1.2 % (k = 2)
1 応答時間(95%) 3sec
2a ゼロオフセット
赤外放射依存(200W/m2) 
<2 W/m2 (standard/mid power mode)
<5W/m2(low power mode)
2b ゼロオフセット
温度依存(5K/hr) 
<±2W/m2
3a 非安定性
(経年変化)
<± 0.5%
3b 非直線性
(100-1000W/m2)
<± 0.2%
3c 方向応答特性
(ビーム放射に対して)
< ±10W/m2
3d 波長選択特性
  350~1500nm
<± 3%
3e 温度応答特性 <±0.4%(-30~+50℃温度補正済み)
3f 傾斜応答特性
  0-90°at 1000W/m2
<± 0.2%
測定範囲(W/m2) -400~4000
内部抵抗

電源

項目 電源 消費電力 備考
本体とファン 8-30VDC 0.1-2.3W 運転モードによる
ファン 12VDC 0.5W
ヒーター 5VDC
0.25-0.375A
1.7W
基板 8-30VDC 0.1W 常時
運転モード 電源電圧 消費電力 ヒータ ファン ゼロオフセット
スタンダード 8-30VDC <2.3W o o <2 W/m2
ミディアム 8-30VDC <0.6W x o <2 W/m2
節電モード 5-30VDC <0.1W x x <5W/m2
負荷抵抗
ヒーター/ファン 内蔵
内蔵センサー 要素 精度/不確かさ
内部温度 精度:±0.5℃
傾斜 不確かさ:±1°0-90°
感度:<0.1°
各傾斜センサ特性を同梱
湿度 不確かさ:±3%
気圧 不確かさ:±4hPa
ガラスドーム ガラス二重ドーム
内部乾燥剤 交換周期 >5年 通常
大きさ 68φx 95h mm(本体) 
本体重量 約850g(5mケーブル)
視野角 180度
動作温度 -40~+80℃
材   料 アルマイト
波長範囲 285-3000 nm

CHF-SR30 波長吸収特性
キャリブレーション WRR ISO 9847準拠
2年毎の再キャリブレーションを推奨
ケーブル コネクタ付 5m、10m、20m 選択可能(発注時ご指定下さい)外径4.8mmφ
M12-Aコネクタ(IP67)

両側コネクタ付延長ケーブル 10、20m
配線

センサー警戒レベル 要素 警戒点
内部温度 露点より高い事
傾斜 短期:0.2°/min
長期:>1°
湿度 >50% at T<20℃
夜間監視(低温時)推奨
ファン 回転数<5000RPM
ヒーター 電流<0.25A
その他 設定、モニターソフト同梱(英語版)

Hukseflux Snsor Manager software V1713以後 こちら
JAVA Runtime 必要
係数の換算方法 電圧をW/㎡ または J/㎡、kJ/㎡、またはMJ/㎡にする方法
換算方法についてはここを参照
*)Modbus通信について

当社取扱の各種ロガーで計測可能です。
C-CR300/1000X/3000

接続方法、プログラムについてはお問い合せ下さい

最新国際規格 PVモニタリング・評価の規格 IEC 61724-1:2017 に準拠する点 種類 項目 CLASS A CHF-SR30の性能
日射計 熱電堆式日射計 2ndry standard
設置傾斜角度精度 傾斜計を内蔵
長期の変動もモニター可能
設置方位角度精度 手動であわせる
再校正 1年 日本(当社)で校正可能
経済的
校正方法はISO 9847に準拠
清掃 毎週 現地にて
ファン(結露防止) 結露防止内蔵ファン
標準装備

サイズ

本体

パイプマウント金具
水平台(レベリングマウント)の装着
スプリングネジで本体と固定されます。
4mmの6角レンチで底から本体を固定
底が利用できない場合、
横から10mmスパナで固定→
スプリングネジにより、フレキシブルに水平に固定できる。

パイプマウント調整方法

水平面・傾斜面架台

スクロールすることができます

型 式 CHF-PMF01
対象日射計 Hukse製日射計
CHF-SR30/25/22/20
15/11/05/03/LP02
IR02/IR20
角度 0~90°
材料 アルマイト
重さ 0.25kg
付属品 M6X1、M5X4、
パイプ用クランプ(27-60φ)X2