CHF-IHF01
工業用途向け熱流センサー(IHF01)

CHF-IHF01 工業用熱流センサーは、一般的に工業用途の高温環境下で熱フラックスと温度を測定します。CHF-IHF01は防水性、耐圧性に優れ、非常に堅牢です。信号線はセンサー本体から電気的に絶縁されていて、防爆規格EC型式審査証明書(ATEX)II 2 G Ex db IIC T6に適合します。CHF-IHF01は特に傾向把握や比較テストに最適です。 熱流計測によりラインの劣化具合をモニタリングすることができ、工場の見える化、工場のDX化にご活用いただけます。より高感度に熱流を計測したい場合は、超高感度工業用熱流センサCHF-IHF02をご検討ください。

• 堅牢
• 高温での使用に適しています
• IP保護等級:IP67
• 信号線はセンサー本体から電気的に絶縁されています
• 1000kW/m²の高熱流量を測定可能
• 高温対応ケーブル

CHF-IHF01は、炉、ボイラー、流動床、蒸留塔、オーブンなどの産業機器の熱流束と表面温度を測定する装置です。CHF-IHF01に内蔵されているセンサー(熱電堆と熱電対)は、完全密封されたステンレス製のボディで保護されています。1ヶ所での長期使用はもちろん、複数ヶ所で計測システムならびに繰り返し設置にも適しています。CHF-IHF01は、取り付けられた物体を通過する熱フラックスをW/m²単位で、また温度を℃単位で測定します。CHF-IHF01のセンサーは、熱電堆とタイプK熱電対です。熱電堆は局所的な熱フラックスを測定します。熱電対は、CHF-IHF01が取り付けられている表面の絶対温度と、おおよそのセンサー本体の温度を測定します。熱電堆と熱電対はパッシブセンサーであり、電力を必要としません。

センサーに接続されているケーブルは特殊な耐高温金属シース ケーブルでステンレス製の外皮になっています。センサー、耐高温ケーブル外皮は最高 900 °C までの温度に耐えます。ただし、オプションの黒色コーティングを使用した場合は650 °C までとなります。耐高温ケーブルに接続された標準ケーブルはPTFE タイプの外皮となっています。

CHF-IHF01の使い方は簡単です。一般的に使用されているデータロギングシステムに直接接続することができます。熱フラックス(W/m²)は、CHF-IHF01の出力(mV電圧)を感度で除することで算出されます。感度は、CHF-IHF01の校正証明書に記載されています。CHF-IHF01は、頑丈なケーブルと、水分がセンサーに浸透しないよう完全なステンレス製のケーシングを備えており、非常に信頼性が高いことが証明されています。長期間の屋外設置にも耐えることができます。

熱流計の記録は通常平均か積算してJの単位で記録します。
例)1時間の平均熱流量(W/m2*3600秒=1時間の積算熱流量(J/m2)

HIOKI 熱流ロガー LR8432

• 熱流センサで熱の量と流れを測定
• 温度・電圧も測定可能
• 測定データをUSBメモリに記録し、手軽にPCに持っていくことができます!長期間に渡る測定は、信頼のCFカードに安心記録!
• アナログ入力10ch絶縁、最高感度10mV
• 全チャネルで10msの最高サンプリングが可能
• 生波形と演算後の波形を2つ同時に記録(熱貫流率などの波形演算)
• ダブルゲージで2本の目盛りを表示可能

HIOKI メモリハイロガー LR8450-01 (無線LAN搭載モデル)

• 無線LAN搭載モデル/直結ユニット,無線ユニット増設で最大330ch
• 圧力など各種センサーの出力電圧を1msサンプリングで測定
• ひずみゲージを直接接続して最速1msサンプリングで測定
• インバータなど高電圧・高周波周辺でも安定測定、ノイズの影響を大幅に低減
• 無線ユニットを使えば信号線の配線長を最短にでき、トラブルを防止
• 無線LAN搭載のロガーを使えば、離れた場所のデータをPCで観測可能

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