CYG-6201/CYG-6206
風表示器(CYG-6201/CYG-6206)

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概要 

スクロールすることができます

CYG-6201表示器

CYG-6206船用表示器

表示器保護カバー
CYG-6260

風速はデジタル、風向はLEDにより、360度円形範囲にはっきりと表示されます。変化していく風向と最新の風向を2色のLED光によって素早く表示致します。非常にコンパクトですので簡単に設置できます。
両機種とも0-5Vアナログ出力を装備しており、CYG-6201は、RS-485出力(文字出力)も装備していますので、RS-485/USB変換器など通して、PCで記録する事も可能です。

記録用のソフト(CLOAD)もご用意しています。

また、CYG-6201はRS-485(独自プロトコル:RMYバイナリ)によって16台までデイジーチェインにより、リモート表示が可能になります(CYG-6206は不可)。

標準でアラーム接点もあるので、本体によるビープ音や、外付け(オプション)の回転灯や警報音を表示、鳴動させることもできます。

CYG-6206は船舶用の表示器です。船の船首を中心とした風向表示になるので直感的にわかりやすい風向表示になります。

CYG-6260は表示器用カバーです。ほこり、水滴などから表示器を防護します。

CYG-6201、リモート表示のイメージ リモート接続例(PDF)

仕様 

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型  式 CYG-6201 CYG-6206
用  途 一般の風速風向表示 船舶用
結線参考図 結線参考図  
表示 風速 100m/s(3桁))
(100MPH,200Km/h、100knotsも可)
風向 0~360゜を10゜刻みで36ポイント表示
デジタル表示 左上 瞬間風速/
平均風速(平均設定の場合)
瞬間風速
右上 風向/最大風速 選択
アナログ出力(電圧出力) 風速:0~5VDC/100m/s (*
風向:0~5VDC/0-360または540°
常に瞬間値
デジタル出力 RMYバイナリまたは、ASCII
ASCII出力は以下
RS-485半二重/ 9600BPS/8-1-N
出力FORMAT ss.s ddd<CR+LF>
sss.s:風速(m/s) ddd:風向(deg)
リモート表示 16台まで 1.2km
入力センサーの種類

CYG-5108,5108MAシリーズ(5108-8214P除く)
CYG-5103,5106シリーズ
CYG-3002シリーズ
CYG-85000シリーズ
CYG-9101シリーズ


上記の中でVM(電圧出力)は除く
CYG-81000は対象外

警報接点 風速1点、風向範囲設定
容量 5A(抵抗負荷) 2A(誘導負荷) @24VAC,30VDC
  ただし、瞬間値にのみ対応
本体ビープ音のON/OFF設定可能
平均化 999秒(約16分)までのブロック平均が可能
大きさ
重量
144H*144W*36D(mm)
0.45kg(ACアダプタ除く)
パネルカット寸法 138*138mm
動作環境 0-50℃ 0-95%RH
電  源

DC12-30V 4.5Wまたは
AC110Vアダプタ付属 (230Vタイプもあり)

 旧タイプは、0-5V/0-50m/s

接続方法

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風センサーとの接続方法 リモート接続、アラーム接続
リモート接続例(PDF)

 

 

5103-47基板変更方法

CYG-6201表示器向け、CYG-5103基板改造方法

当社標準のCYG-5103/5108風速計をCYG-6201に接続する場合、基板を一部変更する必要があります。ご自分で作業される場合は、以下、ご参照下さい。それ以外の場合、当社へご依頼下さい。一緒に購入される場合は当社で変更しています。

スクロールすることができます

旧基板 新基板


J2にある、ジャンパを切断して除去します

表示器の設定の変更

表示器の設定変更は、セットアップモードに入り、簡単に、センサー種類・風速の単位系・平均化時間・警報設定・その他を変更できます。

変更するには”ENTER”キーと”SELECT”を同時に 5秒以上押して下さい(左写真)。

表示が“Set UP”と点滅し、セットアップモードに入ります。”SELECT”キーで設定を変えて”ENTER”キーを押して設定を保存します。そして次の設定メニューに進みます。

左右の表示ウィンドウに省略形(LED 7seg表示)が表示され、各々の機能と選択できる項目を確認することが出来ます。

代表的な設定方法

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設定列色 対象センサー 説明
水色 CYG-5103/5108 クリマテック社出荷時初期設定値
ただし、セット販売でセンサーと組合せ設定している場合はこの限りではありません(設定値は添付されます)
黄色 CYG-5108L/5103L
(4-20mA/0-100m/s )
電流出力センサー(LM:4-20mA/0-50m/sはLdiにセット)
ピンク マスター
InPは接続センサーにより、選択
CYG-6201、リモートディスプレイを複数接続する場合の設定
・マスターディスプレイにはセンサーが接続されるので、InPはセンサー設定、シリアル出力(Out)をbinにする
・リモートディスプレイは、InPをSErにする。
配線は リモート接続例(PDF) または、こちら
リモート

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項目 LED
7seg表示
マニュアル 設定内容
入力/センサー種類 1nP 03 InP 03 CYG-3002
04 04 CYG-4101,CYG-4106
05 05 CYG-5103,CYG-5106, CYG-5108,CYG-5108MA
(すべて日本仕様)
05A 05A CYG-5305
09 09 CYG-9101,CYG-9106,CYG-86000,CYG-86106
5Er SEr リモートディスプレイとして使用時選択。
※”SEr“を選んだ場合、セットアップはここで終了します。
Ld2 Ld2 4-20mA入力 0-100m/s (CYG-5108L,/5103L)
Xd Hd Wind monitor HD(米国仕様)
Ldi Ldi 4-20mA入力 0-50m/s (CYG-5103LM、CYG-3002LM等)
風速の単位 5Pd unt SPd unt SELECTキーを押すと単位を変更できます。*m/s
ENTERキーを押して設定を保存します。
表示の平均化 d5P no dSP no 平均化無し。瞬時値表示となります。
“no”を選択した場合、次のメニューは表示されません。
YE5 YES 平均化します。
PEr 000 PEr 000 平均化インターバル(1-999秒)を入力してください。
表示はインターバル毎に更新されます。
右側の表示選択 d5P 5Pd dSP SPd 右側3桁表示に最大風速を表示します。
dir dir 右側3桁表示に風向(度)を表示します。
風向アラーム(警報) ALr no ALr no 風向の警報を使用しません。
YE5 YES 風向の警報を使用します。
“no”を選択した場合、次の2つのメニューは表示されません。
dir dir 風向警報の角度を入力して下さい。(例:150)
SELECTキーを押すと値が変わります。
ENTERキーを押すと設定が保存できます。
5Pn SPn 風向警報の幅(角度)を入力して下さい。(例:60、これで150-210度の範囲 南を中心に前後30度の設定となる)
SELECT”キーを押すと値が変わります。
風速アラーム(警報) ALr no ALr no 風速の警報を使用しません。
“no”を選択した場合、次の2つのメニューは表示されません。
YE5 YES 風速の警報を使用します。
000 000 風速警報の閾値(1-999)を入力して下さい。
SELECTキーを押すと値が変わります。
ENTERキーを押すと設定が保存できます。
警報の遅延時間
(風向・風速共通)
dLY 030 dLY 030 閾値を超えてから警報を出すまでの時間(0-999秒)を入力。
閾値以下になってからも設定時間だけ警報が続きます。
(もし警報を選択していなければ、表示されません)
ビープ音 5nd no Snd no 警報や平均値更新の際に音が出ません。
YE5 YES 警報や平均値更新の際に音が出ます。
(もし警報を選択していなければ、表示されません)
風向の電圧出力
(0-5Vに対して)
dir 360 dir 360 0-360°
540 540 0-540°
シリアル出力方式 Out bin Out bin リモートディスプレイへのバイナリー出力
A5C ASC 風向、風速のASCIIテキスト出力
テスト t5t no tSt no テストなし
Ye5 Yes テストする
ALr ALr SELECTキーを押すと警報接点が閉じます。  *no
校正値出力 cAL 0 CAL 0.00 SELECTキーを押すと0-5V出力端子台から
0Vと5Vが交互に出力されます。
外部機器のキャリブレーションにお使い下さい。
テスト t5t d5P tSt dSP SELECTキーのテスト
上記の水色は初期設定値になります。またクリマテックから購入していただいた風速計はすべて日本仕様となっております。