概要
ハンディ土壌水分計はTDRの原理を応用したハンディータイプの測定器です。作動用電源は単3乾電池4本で、液晶ディスプレイ、キーボード及びステンレスロッドを取りつけるセンサー部から構成されます。計測はセンサー部のプローブを土壌に挿入し、指示部のスイッチボタンを押すだけで3秒以内に計測結果が液晶ディスプレイに表示されます。
プローブの長さは12cm或いは20cmのいずれかを選択できます。指示部は防滴構造になっていますので、降雨時にも使用することが出来ます。(コネクターは防滴仕様ではありません)。
特長
・見やすい液晶表示
・1500データ記録
・内蔵GPSによる位置記録
・ブルートゥース通信(GPX, CSV出力)
・運びやすいキャリングケース付属
ケース付属
注意
Bluetooth通信機能についての注意をご一読の上ご購入の検討をお願いします。
仕様
型式
C-HS-12:12cm
C-HS-20:20cm
液晶表示部
スクロールすることができます
型式 | C-CD660 |
液晶表示 | 2.9″LCD表示(128*64pixel) バックライト付 |
キーボード | 7ボタン |
表示 | 3秒以内 |
GPS精度 | 5m以内 |
記録 | データ:1000データ以上(ringメモリー) 位置データ付:100データ以上(fill and stop) |
記録要素 | 体積含水率、周期、センサータイプ、日付時刻、緯度、経度(緯度経度はGPSONの場合) |
通信 | Bluetooth(Bluetooth通信機能についてをご参照下さい) |
電源 | DC6V(単3アルカリ乾電池4本) 約0.5~1年間計測可能 |
寸法・重量 | 200mm (H) x 100mm (W) x 58mm (D) 0.34kg |
付属品 | 本体、単3電池4本、キャリングケース 12cmまたは20cmロッド付センサー PC用ソフト |
センサー部
スクロールすることができます
型式 | C-CS658/CS659 |
精度 | 20 cm rods: ±3% (EC≦4dS/m) 12 cm rods: ±3% (EC≦6.5dS/m) |
分解能 | 0.05% |
測定範囲 | 0~50%VWC *50%を超える表示の場合、精度は保証されません。 オーバーレンジは”—“表示となります。 |
寸法・重量 | 145mm (H) x 100mm (W) x 40mm (D) 0.45kg |
プローブ | 4.7φ×120mm又は4.7φ×200mm 間隔32mm |
ケーブル | 伸張時約2.5m コイルケーブル |
新旧比較表
スクロールすることができます
新 Hydrosense II |
旧 Hydorosense I |
|
周期測定 | μs | ms |
ロッド |
12cm→20cm、20cm→/12cmへの交換不可能 12cm→12cm、20cm→20cmの交換は可能 |
20/12cm 交換可能 |
精度 | 20 cm rods: ±3% (EC≦4dS/m) 12 cm rods: ±3% (EC≦6.5dS/m) |
±3% VWC (EC <2dS/m) |
GPS | ○ | × |
DATA保存 | ○ | × |
Bluetooth | ○ | × |
日付 | ○ | × |
表示 | 128 x 64 pixel graphic LCD | 2 line x 16 char alphanumeric LCD |
バックライト | ○ | × |
Firmのupdate | ○ | × |
電池寿命 | 1000 | 2000 |
Bluetooth通信機能について
米国のCampbell Scientific, Inc.が製造し、日本国内で販売しているHydroSense II(以下、本製品)は、Bluetooth通信機能を有しておりますが、日本国が定めた特定無線設備の技術基準適合証明を取得しておりません。
日本国内で本製品のBluetooth通信機能を使用されますと、電波法に抵触する恐れがあります。Bluetooth機能をOFFにしてご使用頂ければ問題は御座いません。
弊社出荷時の設定では、Bluetooth通信機能はOFFになっています。通信機能がOFFの場合でも、計測、計測値の表示、及び記録を行う事は出来ますが、パーソナルコンピューターへのデータ転送が出来ません。
日本国外での本製品の使用については、該当国または地域の法令をご確認下さい。
上記を予めご了承頂きました上で、ご購入のご検討を賜りたく存じます。