C-M1001
Handy 土壌水分モニター/ロガー

ドキュメントダウンロード

価格表を見る

概要

C-M1001土壌水分モニターは、TDRセンサーを接続して、土壌水分を測定し、モニター/記録します。
3つの操作ボタンにより、簡単に設定やモニターが可能です。
省電力データロガーとしての機能もあるので、拡張ターミナルに接続して、10本までの長期間の計測も可能です。

4つの機能

  • モニター:その場の土壌水分をモニター、モニターしながらのワンショット記録も可能
  • ワンショット記録:その場の測定データを記録
  • データロガー:長期間の測定値の記録
  • 多ch測定:最大10点までセンサーを接続可能

特徴

  • TDRセンサーは針状ロッドなので移動しながら、土中に差し込む事が可能
  • ワンショットデータを記録が可能
  • センサーはM12コネクタにより、簡単接続。増設もユーザー自身で可能
  • μSDカードに記録するので、データ回収が簡単、大容量
  • 外部電源供給端子があり、長期間の計測にも対応(オプション外部電源)
  • 拡張ターミナルを利用して10本までの計測記録が可能

注意1
土壌の温度は、ヘッド部分で測定しています。土壌水分は温度補正されますので、ヘッドとプローブは同じ温度環境になるように設置して下さい。


注意2 
測定インターバルは2分以上に設定してください。2分以内の場合は、自己加熱のため温度が不正確になります。


注意3
防水性はありませんので、屋外では防滴ケースなどに入れて、ご利用ください。

オプション/キャリングケース
(センサーとセット購入の場合、付属します。)

左から外部電源(μUSB)、
センサ接続M12コネクタ、μSDカード

仕様

製品説明

モニター/ロガー仕様

スクロールすることができます

型式 接続センサー/対応Ver
測定項目 コマンド TDRセンサー
D0 5個
含水率(%)、土壌温度(℃)、相対誘電率、Bulk土壌導電率(μS/cm)、間隙水導電率(μS/cm)
 こちら参照
D1 5個
センサー取説をご覧下さい
こちら参照
接続可能
センサー本数
最大10本、2種類のセンサーは混在可能。
2本以上のセンサー接続にはオプションT型コネクタまたは拡張ターミナルをご使用下さい。各センサーにアドレス(ID)割り当ての必要が有ります。
センサー側
接続コネクタ
配線,ケーブル
M12A 5P Male ピン配線:1:電源(赤)、3: G(白)、5:SDI(青) IP67
ケーブル標準2.5m 10mまで価格同じ
液晶表示 16文字X2行
記録メディア μSDカード 16GBまで FAT32
記録容量 1年以上(1ch 1分インターバル 1年で約30MB)
記録形式 先頭2行にヘッダー、CSV
タイムスタンプ(yyyy/mm/dd hh:mm:ss)、レコード番号、データ(ID1)、データ(ID2)・・・データ(ID N)、電圧、内部温度(予約:999)
データはセンサ種類、コマンドにより並びが変わります(測定項目参照)。
N:計測センサー本数
設定項目 SDIアドレス(ID(SDI+1)設定、1本接続して設定)、内部時刻、測定インターバルなど
測定インターバル 2分、5分、10分、30分、60分、ワンショット記録

電源仕様

電源 アルカリ単3電池X4本(リチウム単3乾電池を推奨)
電池交換目安:4.8V以下
外部電源端子:マイクロUSB typeB
電池寿命 ワンショット記録(1ch、1年以内):20,000回以上
モニター回数(1ch、30秒、1年以内):4000回以上
Ch数 インターバル(分)
2 5 10 30 60
1 17 42 85 255 510
2 10 26 53 161 323
3 7 19 39 118 237
4 6 15 31 93 187
5 5 12 25 77 154
6 4 10 21 65 131
7 3 9 19 57 114
8 3 8 16 50 101
9 3 7 15 45 91
10ch 2 6 13 41 82
内部時計
電池
ボタン型CR1220 :単3電池のない状態で2年間
使用温度範囲 本体:-20~50℃(リチウム単3乾電池使用時)
アルカリ電池使用時:0~40
低温での使用にはリチウム単3乾電池を推奨
大きさ/重さ 85W x 170L x 40Dmm(カバー電池含む、突起部含まず) 
突起:15mm/本体約380g
防水性 なし
付属品 テスト用単3電池4本
μSDカード 4GB以上付属
キャリングケース(センサーとセット購入の場合付属、仕様は変わる事が有ります)

センサー仕様

スクロールすることができます

型式 CACC-TDR-315H
測定要素、測定範囲、精度 要素 体積含水率 導電率
(出力はμS/cm)
温度 誘電率
測定範囲 0~100% 0~5dS/m
(0~5000μS/cm)
-20~50℃  
精度 ±2% 0.1dS/m
(100μS/cm)
±2.5%
±0.2℃
(0-50℃)
±2.5% FS
分解能 0.1% 0.1℃
単位換算計算
導電率= S/cm = 1/(Ω・cm)
1 [S/m] = 10 [dS/m] = 10 [mS/cm]
測定条件 温度:-20~50℃、導電率:0~5.0dS/m
測定体積 約100cc
測定間隔 2分以上推奨(2分以内は自己加熱のため温度が不正確になります。)
動作温度範囲 -20~50℃(保存温度:-20~70℃)
材質 304ステンレス、エポキシ、ポリエチレン
大きさ 200L*53W*19Hmm
重さ 440g(10m cable)
ケーブル長さ 標準 2.5m PVC(10mまで価格同じ)
土壌水分(体積含水率)の式 θv = -5.3*10^-2 + 2.92*10^-2Ka – 5.5*10^-4Ka^2 + 4.3*10^-6Ka^3
大きさ
受賞歴


アメリカ農業生物工学学会
2017年最高技術改革賞に
選出されました。
対象論文はこちら(外部リンク)

オプション

スクロールすることができます

キャリングケース収納例

センサーとセット購入の場合、付属します。

オプション

外部電源(マイクロUSBコネクタ付、単3リチウム電池4本付属)

端子台10ch拡張ターミナル 

  

2本以上の同時計測で使用
本体にはM12接続 センサ接続用3端子ターミナルは付属 電源は不要
型式:C-M1001-TXP-10

オプション
大きさ
キャリングケース1:235Wx280Dx100H 850g(ケースのみ)、外部電源:63Wx83Dx27H 100g(リチウム単3電池内蔵)ケーブル含まず
その他
別売品
 リチウム単3電池4本組、μSDカード(4GB以上)と読取アダプタ
注意
  • 本体の色、ケーブル色、コネクタ色など変更される場合があります。
  • μSDカード、キャリングケースなど付属品メーカー、仕様は予告なく変更されることがあります。
  • T型コネクタは多段にした3ch接続できません(コネクタが入らないため)。
  • 拡張ターミナル使用時、使用しないポートはテープなどで保護してください。
  • μSDカードはclass 4以下を推奨します。カードの動作は当社供給以外保証いたしません。
  • センサーを複数本接続した場合、データは横に若いID順のデータが並びますが、故障センサーなどが有った場合、そのデータは省略され、左詰になります。
  • 電池電圧が4.8V以下の場合、動作が不安定となり、計測が停止したり、複数本接続している場合、欠損するchが出る事があります。
コネクタ接続方法
別売M12コネクターを既存センサーに接続する場合、上記を参考にしてください。

クイックスタートマニュアル

画面の説明(操作方法)

スクロールすることができます

初期画面
Top画面


しばらくすると右の表示に遷移
最初に表示される
2018/03/15 14:30:23
Interval : 60分
ch数:1
モニター
  DISPLAYを1回押す
Top画面表示中に
もう1回DISPLAYを押す ch1のみ連続モニター開始 モニター時間はメインメニューで設定可能
30秒後に自動的に終了
Ch1
土壌水分23.4% 温度22.9℃
誘電率11.5
Bulk導電率 269uS/cm
間隙水導電率 2460uS/cm
ワンショット記録
初期画面を表示させて

REC/STOP 1回押し
その場の値を記録
データロガー
インターバルの設定(不要であれば次へ)
SETUPを押すと左の画面が表示されるので、
DOWNまたはUPボタンを押してIntervalを選択する

DISPLAY/REC/STOP キーと同じ


点滅
SETUPボタンを押して決定すると、左画面が点滅して新しいインターバルが設定される

キャンセルする場合はしばらく待つ
記録開始
初期画面を表示させて次の長押しへ
REC/STOP を長押し

REC START?
が点滅して次の画面に推移するまで長押し続ける
左の画面に推移したらロギングが開始されているので指を離す
長押しが足りないと左の画面を表示して終了
記録停止
REC/STOP を長押し
画面が点滅して次の画面に推移するまで長押し続ける
左の画面に推移した
ら記録停止
長押しが足りないと
記録を継続

μSDカード交換方法

スクロールすることができます

方法1
インターバルが長い場合
記録する時刻を避けてμSDカードを交換します。
方法2
インターバルが短い場合
1.記録を停止
2.μSDカードの交換
3.記録を開始
の手順で行います。

電池の交換時期:4.8V以下になったら

コネクタ自作方法(既存センサに取付)

既存の手持ちセンサーなどにコネクターを接続する方法を解説します。
コネクタのみの購入が可能です。