概要
C-TDR200土壌水分測定システムは、C-CR800またはC-CR1000/3000と組み合わせて土壌水分及び土壌の電気伝導度(EC)を測定します。初めに、PCを使用してTDRの波形を確認できるので、土壌の特性を考慮した係数設定が可能です。
従来のTDR(Time Domain Refrectometry)システムと比べて同等以上の機能を低価格でコンパクトにまとめています。付属の専用のソフトウェアPC-TDRは、システムのセットアップ時やトラブルシューティング時に波形を表示することが出来ます。また、土壌水分・ECの表示以外にマルチプレクサーC-SDM8X50の状態やTDR情報を表示できます。データは屋外或いは研究室において、データロガーによって計測・記録されます。又、プローブは単純な構造なので長さや形状も設定可能で、安価に入手する事が可能です。
旧機種のC-TDR100と比較すると低消費電力になっています。
仕様
PC-TDRの画面
スクロールすることができます
パルス出力 | 250mV 50Ω |
出力インピーダンス | 50Ω ±1% |
応答時間 | <=85ps |
発振パルス収差 | ±1%(1nano sec経過後) |
パルス長 | 25.5micro sec |
最長ケーブル長 | 2100m(@Vp=1) |
タイミング分解能 | 12.2 pico sec |
波形サンプリング | 20~10112ポイント レンジ 0~3800m(距離) 0~27.75μs(time) 分解能 1.35mm(距離) <4.4ps(time) |
波形平均化 | 1~128 |
電源 | DC12V(9.6-16V) Max150mA USB powered |
環境温度 | -40~+85 |
寸法 | 2.61cm×10.7cm×5.1cm |
重量 | 0.79kg |
C-SDM8X50
TDR100/200用8chマルチプレクサー
TDR100/200の1ch同軸入力を8chに拡張します。多段にすることにより16ch以上の活用も可能です。
スクロールすることができます
ch数 | 8ch |
大きさ | 249x122x46mm |
重さ | 590g |
電源 | 12VDC 90mA |
コネクター | BNC(50Ω) |
リレー寿命 | 100×106回 |
注)OSのバージョンによってTDR200をサポートしてない場合があります。
既にお持ちのデータロガーで使用される場合はご相談下さい。